何切る検討(4) ~ 嵌八で待て!

麻雀 定石「何切る」301選

麻雀 定石「何切る」301選 の Q134。

[ 東場 東家 ]
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m2m3m4m7m9p1p1p6p8s5s6s7s8 s9

電脳麻将: 何切る解答機 の選択は打 m9、ウザク本の回答は打 p8

6ブロック形なので弱い嵌張ターツ m7m9p6p8 のどちらから切ることになる。電脳麻将での評価値もこの4牌が同点。

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電脳麻将は例によって同点の場合は「孤立牌の評価値」で判断するのだが、ターツ選択に孤立牌としての評価値を適用するのはおかしな話である。

ウザク本は「リーチ時の待ちはカンp7よりカンm8の方が強い」として打 p8 を選択しているが、リーチ時に限らず 天鳳統計(3) 〜 局終了時の牌の分布 - koba::blog の統計によると 8 は 7 より1.4倍以上河に捨てられている。

全ての牌は、山、河、副露、手牌のどこかにある。山にある牌はランダムに分布しているが、すでに見えている河、副露牌の枚数から手牌に使われている牌の分布を予測することができれば、残りの牌が山にいるもしくは今後河に打ち出されると予測することが可能になる。いわゆる山読みだ。

山読みは常々やりたかった課題であり、検討したい。