何切る検討(3) ~ 手変わりの考慮

麻雀 定石「何切る」301選

麻雀 定石「何切る」301選 の Q068。

[ 東場 東家 ]
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m2m3p1p5p6p6p6p7p9s1s2s3s7 s8

電脳麻将: 何切る解答機 の選択は打 p9、ウザク本の回答は打 p1

両面2つ待ちの1シャンテンなので、p1p9 の選択になるが、評価値は同点。

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電脳麻将は 何切る検討(0) 〜 打牌選択アルゴリズム - koba::blog の「孤立牌の評価値」にしたがい p9 を選択。p9p1 共に端牌だが、手牌に p7 があるので「くっつき牌」としては p1 の方が強いという判断だ。

一方ウザク本の選択の根拠は p8 引きでの手変わりの考慮。今までの両面2つに加えてそのそれぞれの縦引き4種も有効牌に変わる。

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手変わりをを考慮すると計算すべき局面が爆発的に増えてしまうため、現在*1の電脳麻将の評価値計算アルゴリズムでは敢えて考慮に入れていないが、検討の価値がありそうである。

*1:ver.1.3.3