- 作者: 飯野謙次
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/07/15
- メディア: 新書
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失敗の原因究明をするために責任追及しないこと、とか、失敗を繰り返さない仕組みを構築すること、とかよくいわれていることの繰り返しで新鮮味がなかった。
ただ、
ここで最初に認識したいのは、失敗学は決して責任追及を目的とせず、むしろ当事者が事故当時何を思ったか、本当の心情を引き出せるなら、免責、仮名、改ざん、捏造を歓迎することである。
の「改ざん」、「捏造」の部分はなるほどと思った。失敗事例には事実のみを記す必要はなく、印象に残すための「誇張」が必要ということですね。