「関係の空気」「場の空気」

「関係の空気」 「場の空気」 (講談社現代新書)

「関係の空気」 「場の空気」 (講談社現代新書)

意思決定が「空気」によってなされるというのは誰もが経験したことがあることと思うが、その「空気」の醸成に日本語が大きく関わっているという視点がユニーク。

  • 左派と右派の対立とは、「言葉を自在に操るもの」と「言葉を持たぬもの」の対立である。
  • 権力者は「言葉を自在に操る」権利により権力を行使する。

など、なるほどと思った。

仕事で1ヶ月中国に行ったことがあるのだけれど、年齢の上下はなかなか分からなかった。やはり日本語の特異性と「空気」には関連があるのかもしれない。